けせんぬまのさかさびょうぶのまよけ
気仙沼の逆さ屏風の魔除け
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 死者の周りに屏風を逆さに立てたり箕を置いたりするのは、魔物や猫が死者に取り憑くのを防ぐためという。
- 細部
- 人が亡くなると、その枕元や周囲には六枚の屏風をわざと逆さに立てたり、縄を通常とは逆の左よりに綯って結んだり、遺体の上に箕を置いたりする作法が守られている。これらはいずれも、魔物や猫といったものが死者の亡骸に入り込んでしまうのを防ぐための備えなのだという。死者の体そのものが何かに乗っ取られかねない不安定な状態にあるとみなし、日用品を通常とは逆の使い方に転じることで魔除けとする発想が背景にある。
- 広まり方
- 1982年刊『小泉の民俗―宮城県本吉郡旧小泉村―』所収、東洋大学民俗研究会の人の一生の調査に記録がある。
- 地域
- 宮城県気仙沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ