からつのたけでさぐるひつぎのまもの
唐津の竹で探る棺の魔物
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 棺桶に節を抜いた竹を挿して埋め、翌朝家長がその竹に耳を当てて魔物が入っていないか確かめる風習があった。
- 細部
- かつて甕棺を使う前、まだ普通の棺桶で埋葬していた時代には、棺に節を抜いた竹を一本挿し込んでから土に埋める習わしがあった。埋葬の翌朝になると、家の主人がその場所まで出向き、挿しておいた竹に耳を押し当てて中の様子をうかがう。もし魔物が棺の中に入り込んでいれば、その気配が竹を通して伝わってくると考えられていたという。
- 広まり方
- 1968年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による佐賀県東松浦郡鎮西町打上の調査記録にみえる。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ