まもの
魔物
国内
未確認生物
- どんな話か
- 粟野町では死者の胸に刃物を置く風習があり、これは魔物が亡骸に取り憑くのを防ぐためだとされている。
- 細部
- 栃木県鹿沼市粟野町に伝わる、死者の弔い方にまつわる言い伝えである。人が亡くなったとき、その胸の上に刃物を一つ載せておくという風習があったという。これは、魂が抜けたあとの亡骸に、外から魔物が入り込んでしまうのを防ぐためだと伝えられている。刃物を用いて亡骸を守るというこの簡素な作法は、粟野町旧粕尾村の人々の間で受け継がれてきた弔いの知恵のひとつだとされる。
- 広まり方
- 1974年の『粕尾の民俗(栃木県上都賀郡粟野町旧粕尾村)』所収、東洋大学民俗研究会による「人の一生」の記録に基づく。
- 地域
- 栃木県鹿沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ