まもの
魔物
国内
未確認生物
- どんな話か
- 死者の寝床跡に家人が寝ると、死に付き従う魔物が取りつくとされた葬送の禁忌。
- 細部
- 氷見市に伝わる葬送の習わしによれば、家族の誰かが亡くなったあと、その人が最後まで臥せっていた寝床にはしばらくの間、家人が身を横たえてはならないとされていた。もし構わずにそこで寝てしまうと、死者に付き従っていた魔物がそのまま生きている家人に取りつくと恐れられていたためである。死の穢れや未練が場所に残るという観念と結びついた、葬制にまつわる禁忌の一つである。
- 広まり方
- 『富山県史 民俗編』1973年所収、漆間元三による第二章「葬制」の記述に見える。
- 地域
- 富山県氷見市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ