まもの
マモノ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寺や親類へ死去を知らせに行くヒキャクは一人で行くとマモノに襲われるとされ、必ず二人一組で向かう決まりだった。
- 細部
- 東かがわ市の葬送にまつわる習わしで、同じ講に属する者が寺や死者の親類へ不幸を知らせに走る役目をヒキャクと呼ぶ。この使いは必ず二人一組で出向くものと決められており、一人だけで夜道を行くようなことは避けられていた。もし一人で行けば、道中でマモノと呼ばれる魔性のものに襲われてしまうと恐れられていたためである。人の死という節目に生じる隙をつくように、単独の行動を戒める形で伝えられてきた禁忌といえる。
- 広まり方
- 『香川県史 民俗』1985年、武田明「死から入棺まで」の項に記録されている。
- 地域
- 香川県東かがわ市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ