ごてんばのまものよなきふうじ
御殿場のマモノ夜泣き封じ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜泣きは三里先のマモノが寄ってくるためといい、法印の祈祷札と唄で封じたという。
- 細部
- 子どもが夜泣きするのは、三里も先にいるマモノが寄ってくるからだと嫌われていた。静岡県井川の田代では、夜泣きを封じるために法印さんに祈祷を頼む習わしがあり、祈祷札を針で打ちつけたのち、締めくくりに猿沢池のほとりに棲む若い狐へ向けて、昼間はともかく夜には鳴かないよう呼びかける文句を読み上げたという。夜泣きという身近な悩みを、遠方から寄ってくる正体不明の存在のしわざとして説明し、専門の法印に頼る形で対処していたことがわかる。
- 広まり方
- 1993年刊『静岡県史 資料編24 民俗2』所収、竹折直吉「悪霊と妖怪」にまとめられている。
- 地域
- 静岡県御殿場市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ