まもの,へび
魔物
国内
未確認生物
- どんな話か
- 葬式の最中に空が暗くなり棺桶が軽くなる怪異が起き、寺でも法正様が頭を引っかかれた後、蛇とも魔物ともつかぬ足らしきものが残されていたという話。
- 細部
- ある葬式の最中、急に雲が垂れこめて辺りが暗くなったため、参列者たちは棺桶をその場に置いたまま逃げ出した。やがて明るくなってから戻ってみると、棺桶には穴が開いており、中身が軽くなっていた。さらにお寺でも同じように暗くなる出来事が起こり、人々が逃げ惑う中、法正様だけはその場にとどまって拝み続けた。すると法正様は頭を何かに引っかかれ、とっさに数珠を頭上で振り回した。後になって確かめてみると、そこに残されていたのは、蛇のものとも魔物のものともつかぬ、足らしき何かだったという。
- 広まり方
- 1993年刊行の『昔話伝説研究』に岡島正一が発表した「秩父郡吉田町の昔話・世間話」に収録されている。
- 地域
- 埼玉県秩父市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ