まめだぬき
豆だぬき
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山中で人の正気を奪い、帰る気を失わせてしまう小狸。当人に記憶は残らないという。
- 細部
- 山へ木を伐りに入った者が、途中から様子がおかしくなり、日が暮れても戻らないことがある。家の者が探し当てて連れ帰ろうとしても、にぎやかなところへ行くのだなどと言い張って動こうとしない。背中を叩きながら皆で力ずくで引きずり帰るうちに、ようやく正気を取り戻す。ところが当人はその間のことを何一つ覚えていない。島ではこれを豆だぬきがひっぱったのだと言い表した。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―郷土研究会報―』所収、森正史ほかによる「民間信仰」の報告による。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ