まめだ
豆狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 酒蔵の桶のそばで唾を吐いた男が豆狸に取り憑かれ、蔵の空き桶に三日三晩閉じ込められたという話。
- 細部
- 酒造りの蔵で酒槽のそばに唾を吐くのは禁忌とされていたが、それを犯した男があった。まもなく豆狸に見込まれて祟られ、気づけば蔵に置かれた空の大桶の中へ押し込められる格好で三日三晩も閉じ込められてしまったという。ようやく人々に見つけ出されたとき、男の体のあちこちには小さな瘤のようなものが浮き出ており、それが皮膚の下をぐるぐると走り回るように動いていたと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究上方』所収、鷲尾政久「灘今津落穂集」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県西宮市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ