なかつのそらからふるまめ
中津の空から降る豆
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 文化13年、中津で大小の豆が空から降り注ぎ、前年に備後で降ったものよりも熟した様子だったという記録である。
- 細部
- 豊前中津にまつわる記録によれば、文化13年4月15日、空から大小さまざまな豆が降るという不思議な出来事があったという。夜になっても降り続き、傘に当たってはらはらと音を立てるほどの降りようだったという。落ちてきた豆をよく見ると、前年に備後国で同様に降ったとされる豆よりも実が熟して見えたと記されている。また色にも特徴があり、小豆でありながら通常の赤い色をしていなかったことも書き留められている。空からの降り物として、当時の人々の関心を引いた出来事だったとうかがえる。
- 広まり方
- 1975年刊行の『日本随筆大成 第1期』所収、菅茶山『筆のすさび』に記録されている。
- 地域
- 大分県中津市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ