ままのかねよめ
ままのかね嫁
国内
未確認生物
- どんな話か
- 飯を食べずによく働く嫁の正体を探ると、髪の中に口が隠れていたという最上の昔話。
- 細部
- 少しも飯を食べないのに、よく働く嫁を持った男がいた。不思議に思った男は、ある日梁の上に身を潜めて嫁の様子をひそかにうかがった。すると嫁は自分の髪をぱっくりと分け開き、そこに現れた口へ大鍋いっぱいに炊いた飯を次々と注ぎ込んでいたのである。正体を見破られたと知った嫁は、里へ送り届けるふりをする道中で男を食おうとしたが、男は蓬と菖蒲が生い茂る場所へ逃げ込んで、かろうじて命を守ったという。
- 広まり方
- 1965年の『芸能』所収、野村純一「どんぺからっこ・ねっけど(十八)―最上の昔話―」に記録がある。
- 地域
- 山形県金山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ