まっくろなおおきなひと
真黒な大きな人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道や月夜の水汲みで真黒く巨大な人影に出会い、振り向いた途端に消えたという二つの体験談。
- 細部
- 幼くして母を亡くした話者は、継母を迎えるにあたり挨拶に出向いた帰り道で、黒々とした大きな人の姿に行き合った。振り返るとすでに消えており、周囲の者からは亡き実母が案じて出たのだろうと言われたという。同じ家では、訪ねてきた姪が月の照る晩に水を汲みに出たところ、やはり黒い巨きな影と出会い頭に遭遇し、その場でかき消えたと語られる。土地では死者の心配りとして解釈されていた点が印象深い。
- 広まり方
- 1961年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による長野県上水内郡小川村の調査報告による。
- 地域
- 長野県小川村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ