まけぎらいいなり
負け嫌い稲荷
国内
未確認生物
- どんな話か
- 負けが続いていた篠山藩の力士が大相撲で急に勝ち続け、実は国もとの稲荷たちの化身だったという言い伝え。
- 細部
- 将軍の御前で催された大相撲で、日頃は勝ち星に恵まれなかった篠山藩お抱えの力士たちが、その日に限って次々と相手を破っていった。不思議に思いながら藩主の青山忠裕が屋敷に戻ってみると、力士たちの姿はどこにもなく、聞けばそれぞれ国もとへ帰ったという。後になって、その力士たちの正体は藩内で祀られていた稲荷であったことが分かり、忠裕は感謝の気持ちを込めて各社にのぼりや絵馬を納めたと伝わる。
- 広まり方
- 『日本民俗学』1989年掲載、大森惠子「狐伝承と稲荷信仰」で変化型の狐伝承の一例として取り上げられている。
- 地域
- 兵庫県丹波篠山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ