いっしんふらんのなべだき
一心不乱の鍋炊き
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 流刑先で飢えた男が、穴の空いた鍋に祈りの文字を書いて捧げると、水も漏らさず米が炊けたと伝わる。
- 細部
- 大島から流された男が州の崎に着き、空腹のため一軒の家に飯を求めた。しかし家には釜がなく、食事を断られた。そこで借りたのが穴の開いた鍋だった。男は紙に「一心不亂」と記し、その紙を捧げ持って祈ったところ、穴だらけの鍋から何も漏れず、米が炊き上がった。館山育男の「房州の伝説と大島の流人」(『旅と伝説』1934年)に載る館山市の話である。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1934年掲載の「房州の伝説と大島の流人」(館山育男)に記録された話。
- 地域
- 千葉県館山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ