まじん
魔神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 海辺で出会った一つ目の大男の魔神に水を与えた老爺が、しめ縄を張って唱え言を唱えるという魔除けの呪法を授かり村人に伝えたという。
- 細部
- 昔、ナーマ屋という家の老爺が海辺でひとりの魔神と行き合った。その姿は髪を乱し、首には毒蛇と髑髏でこしらえた飾りをかけ、腰にも髑髏の装飾を下げ、赤い褌ひとつをまとった一つ目の大男であったという。この魔神が水を欲しがったので老爺が分け与えると、そのお礼として魔よけの呪法を授けてくれた。七五三縄、この土地でいうチビナー縄を張りめぐらせ、決まった言葉を唱えれば災いを避けられるというもので、老爺はこれを村の人々にも広く伝え、村はその後の難を逃れることができたと語り継がれている。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、岩崎蝶仙「鼠の花籠(二)」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県石垣市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ