まいぞうきん
埋蔵金
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 伝説の埋蔵金が実在すると信じた百姓が人を集めて掘り出したが何も見つからず、後に穴から出てきた小鳥こそ埋蔵金の化身だったと語られた。
- 細部
- 荘川町のある百姓は、地域に伝わる埋蔵金の伝説を信じ、その財宝が近くの土地に実際に眠っているに違いないと確信していた。そこで何人もの人を集め、伝説の場所とおぼしき土地を大がかりに掘り返してみたが、結局金銀の類は何一つ見つからなかった。作業に加わっていた老人の一人が、後になってふと思い出したことがある。自分が掘っていた穴から一羽の小鳥が飛び出してきたのを見ていたというのである。老人はこの小鳥こそ、探していた埋蔵金が姿を変えたものだったのだろうと語ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1941年の『ひだびと』掲載、江馬三枝子「長者伝説と宝さがし」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ