まいくび
舞首
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 斬り合って死んだ3人の武士の首が合わさり、口から炎を吐きながら海上で罵り合い続けるという怪異。
- 細部
- 神奈川県真鶴町に伝わる舞首は、鎌倉中期の祭りで争った三人の武士の首が一つにまとまり、海上で夜ごと踊りながら罵り合う怪異である。『絵本百物語』は、寛元年間に小三太・又重・悪五郎が酒の勢いで斬り合い、互いに首を落として死んだ経緯を記録する。その後、三つの首は海上で食い争い、夜には口から火炎を吐き、昼には海面に巴形の波を起こした。現場はそのため「巴が淵」と呼ばれた。
- 広まり方
- 江戸時代の怪談本を通じて全国の読者に知られ、真鶴の地名にまつわる怪異譚として語り継がれている。
- 地域
- 神奈川県
- 年代
- 鎌倉時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ