まぶいよせ
魂寄せ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 後ろ影が薄くなる、恐ろしい夢を見るなどの兆候から魂の抜けを疑うと占者に見てもらい、魂寄せをしないと長くて三年で命を落とすとされた。
- 細部
- 喜界島の人々は、後ろ姿の影が薄く見えたり、グスツブウスチと呼ばれる後ろ首筋のあたりが切れているように見えたりすることを、すでに魂が体から抜け出てしまっている兆候だと考えていた。恐ろしい夢を見たり、何か知らせのような出来事があったり、体の具合がどこか変だと感じたりしたときには、占者に見てもらい、魂が抜けていないかどうかを確かめる。もし魂が抜けていると分かれば、魂寄せ(マブイヨセ)という儀礼を行って魂を呼び戻す必要があった。もし魂が戻らないままでいると、その人は長くても三年、早ければ数日のうちに命を落としてしまうと考えられていたという。
- 広まり方
- 1933年の『旅と伝説』に掲載された竹内譲「喜界島」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県喜界町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ