ばんどりうちのまぼろし
バンドリ撃ちのまぼろし
国内
未確認生物
- どんな話か
- 昭和10年、狩りに出た中野和夫老がありえない巨樹の林に迷い込み大風雪に遭ったという会津若松の怪異譚。
- 細部
- 会津若松市に伝わる話。昭和10年の旧正月、中野和夫という老人が友人とともにバンドリ(ムササビ)撃ちに山へ入った。ところが友人が道に迷ったあげく、本来あるはずのない巨樹の林に迷い込んでしまい、それから見慣れない不思議な景色が続いたという。やがて激しい音がして先へ進めなくなり、二人は大風雪に見舞われてしまう。ようやくのことで里に戻ってみると、そこは何事もない晴天だったという。天狗の仕業と噂され、まぼろしと呼ばれている話である。
- 広まり方
- 1963年の『あしなか』所収、小滝清次郎「まぼろし」に記録がある。
- 地域
- 福島県会津若松市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ