まのけもの
魔の獣
国内
未確認生物
- どんな話か
- 相生市矢野町では、狐や狢、猫といった身近な獣から夜クモまでを人を化かす魔の仲間として恐れていた。
- 細部
- 相生市矢野町では、人をたぶらかす存在をまとめて魔と呼んでいたという。正体は一様ではなく、ヒキガエルを指す方言のオンビキをはじめ、ゲジやイタチ、テンといった山野の生き物、さらに狐や、方言でウジナと呼ばれる狢、身近な猫、そして夜になると現れるクモまでもが魔の仲間として名を連ねている。日常で見かける生き物の多くが、正体を隠した化け物として恐れられていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1920年の『なら』に掲載された、高田十郎「各地のいひならはし(其一)」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県相生市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ