きゅうびのきつね
九尾の狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 妊婦の腹の子を狙って人を食い殺していた九尾の狐が、食べ過ぎで病になり脈の違いから見破られたという話。
- 細部
- 九尾の狐は、身重の女性を見かけると、その腹の中にいる子どもを食べたくなり、女性ごと呼び寄せては食い殺してしまうという恐ろしい怪物であった。あるとき、食べ過ぎがたたったものか病を患い、医者にかかることになる。どのような医者に診せても治すことができなかったが、今でいう博士のような優れた人物が診たところ、左右の脈がまるで違うことに気づかれ、ついに人ではないと見破られてしまったという。九尾の狐の尾は何百年分もの傷が積み重なっており、それゆえ毛の一本一本が剣の先のように鋭く尖っているのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1971年の『東白川の昔話』所収、東京女子大学史学科民俗調査団による因縁化物話の記録に見える。
- 地域
- 福島県塙町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ