きょうじんいし
狂人石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 高さ五尺余りの狂人石は触れると気が狂うとされ、付近に住む天狗の機嫌を損ねると石段から投げ落とされるが、実際に投げられた子供も怪我はなかったという。
- 細部
- 桜町にある狂人石は、高さ五尺あまりのかなり大きな石で、これに触れると気が狂ってしまうと言い伝えられている。この石の付近には天狗が住んでいるともされ、その機嫌を損ねるようなことをすると、石段から突き落とされてしまうという話も伝わっていた。実際に、ある子供がこの天狗の怒りを買って石段から投げ落とされたことがあったというが、不思議なことにその子供はどこにも怪我を負わなかったのだという。恐ろしい祟りの伝えでありながら、被害が意外に軽く済んだ例として語られている。
- 広まり方
- 1936年の『ひだびと』掲載、福田夕咲「『崇り石』の話」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ