きょじん,もっこ
巨人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 横瀬町に伝わる巨人伝説で、モッコに武甲山と宝登山を入れ、長い尾根を天秤棒にして担いでいたところ縄が切れてしまい、固い岩だった武甲山はそのまま残ったが、落ちたもう一方は宝登山と箕山という二つの山になったと伝えられている。
- 細部
- 秩父郡横瀬町に伝わる巨人伝説である。昔、巨人がひとつのモッコに武甲山を、もうひとつのモッコに宝登山を入れ、尾田藤の長尾根を天秤棒代わりにしてこれらを担いで運んでいたという。ところが途中で縄が切れてしまい、モッコごと山が地上に落ちてしまった。武甲山は固い岩でできていたため、落ちてもそのままの姿で残ったが、もう一方のこぼれ落ちた山は、宝登山と箕山という二つの山になったと伝えられている。武甲山、宝登山、箕山という秩父地方の山々の成り立ちを、巨人の運搬にまつわる出来事として語る伝説である。
- 広まり方
- 望月整子が雑誌『甲斐路』(1998年)に寄稿した「秩父街道の伝説と昔話」の中で、横瀬町の伝承として紹介している。
- 地域
- 埼玉県横瀬町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ