きょじん
巨人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 江津市には昔、巨人が住んで農業を営んでいたが牛が死んで耕作をやめたため田がないとされ、腰掛けた石や渡った足跡の伝承も残る。
- 細部
- 江津市には、大昔にこの土地に巨人が暮らしていたという伝承がまとまって残っている。江津町の言い伝えによれば、その巨人はこの土地を耕して暮らしていたが、牛が死んでしまったことをきっかけに、田を犁く作業をやめてしまった。そのため、このあたりでは平らな土地であっても田になっていない場所が多いのだと説明されている。ほかにも、巨人がやってきて腰を下ろしたと伝えられる石が残っており、腰掛石と呼ばれている。さらに渡津町には、巨人が大きく足を広げて渡ったときに残したとされる足跡が伝わっており、その際に土が両側から押し寄せられて盛り上がった部分が、今の浅利富士になったのだと語られている。
- 広まり方
- 1927年の『民族』に掲載された、千代延尚壽「石見国の大人遺跡」という報告に、三つの伝承としてまとめて記録されている。
- 地域
- 島根県江津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ