くずりゅうしん
九頭龍神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山の正体を確かめようとした代官が山姫の毒気に倒れ、池に飲まれ、子孫が竜の姿を夢告された。
- 細部
- 九頭龍山の本当の姿を見極めようとして山へ分け入った代官の話が三段に分かれて伝わる。まず道中で山姫に出会い、その吐く息の毒に当たって病を得た。それでも竜が棲むという種ヶ池まで行き着き、本性があるなら自分を水中へ隠してみよと言い放ったところ、渦が巻き起こって水底へ引き込まれてしまった。のちにその子孫が、夜が明けたら一夜山を見よという九頭龍神の夢告を受ける。言われたとおり明け方に山を望むと、九つの頭を持つ竜が山を七巻き半していたという。
- 広まり方
- 1928年の『旅と伝説』所収、藤澤衛彦「雪ある山山の傳説」に三件が収められている。
- 地域
- 長野県長野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ