ながのしのはいたをしずめるくずりゅうごんげん
長野市の歯痛を鎮める九頭龍権現
国内
未確認生物
- どんな話か
- 歯痛を鎮める神とされ、梨を断って祈り、参詣時に梨を供えると山奥から食べる音がしたという。
- 細部
- 戸隠山の九頭龍権現は歯の痛みに霊験があるとされた。痛むときは梨を口にするのをやめてこの神に祈れば治まり、再び食べれば痛みがぶり返すと言い伝えられている。そのため参詣する者は梨を持参して社へ納めるのが習わしであった。供えると、山の奥のほうから梨をしゃりしゃりと食べる音が聞こえてくるのだという。断ち物と奉納、そして音による応答が一続きになっている点にこの信仰の特色がある。
- 広まり方
- 1979年刊『続日本随筆大成』に収める河野鐵兜『掫觚』に二件が記されている。
- 地域
- 長野県長野市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ