くずりゅう
九頭龍
国内
未確認生物
- どんな話か
- 女に化けて人の妻となった諏訪様は九つの頭を持つ蛇で、出産の折に正体を現したという。
- 細部
- 昔、諏訪様が女の姿となってある男の妻になっていた。ところが子を産む段になり、夫のもとへするすると這い寄っていったことで、その正体が明らかになる。諏訪様は九つの頭を備えた蛇であり、九頭龍と呼ばれて戸隠に祀られているのだと語られる。異類が人に嫁ぐ話の型を取りながら、地域の神格の由来譚として結ばれており、出産という場面で本性が露わになるという展開は蛇にまつわる伝承に広く見られるものである。
- 広まり方
- 1932年の『民俗学』所収、小泉清見「長野県伝説集」に記録がある。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ