くわのき
桑の木
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 桑の木から落ちた者は三年目に命を落とすとされ、短い禁忌の一句として記録されている。
- 細部
- 桑の木の上から落ちてしまうと、その場では助かっても三年目にあたる年に死ぬという言い伝えである。落下と死のあいだに年数を置く点が特徴で、けががすぐに癒えたとしても安心はできないという理解が背後にある。養蚕のために桑を扱う暮らしのなかで、木に登る作業が身近であったことをうかがわせる。記録は一句のみで、由来や実例は書き留められていないが、地方ごとの言い習わしを集めた報告に採られている。
- 広まり方
- 1916年の『郷土研究』に載る浅見安之「国々の言習はし」第十七回に記録がある。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ