くわのき
桑の木
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- はしかを防ぐまじないとして、桑の木を瓢箪の形に削り、子どもの着物に結び付けて身につけさせたという。
- 細部
- 下関市豊田町の一帯に伝わる、はしか除けのまじないである。桑の木を小刀などで小さく削り、瓢箪の形に整えてから、それを子どもの着物に縫い付けたり結び付けたりして身につけさせる。こうして瓢箪形の木片を持たせておくことで、はしかという当時恐れられた病を遠ざけられると信じられていた。特別な祈祷や呪文を伴うものではなく、桑の木と瓢箪という身近な材料の形を借りた、素朴な予防の習わしとして語り伝えられている。
- 広まり方
- 1975年の『民俗採訪』所収、山口県豊浦郡豊田町(現・下関市)での聞き取りに記録されている。
- 地域
- 山口県下関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ