だたいいのくるいじに
堕胎医の狂い死
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 堕胎の薬を商っていた女医が急病にかかり、赤子の幻を打ち払う仕草をしながら三日で狂い死んだという因果話。
- 細部
- 牛込に住んでいた女医が突然病にかかり、七転八倒しながら子供が痛がるような叫び声を上げた。頭が砕け、心腹が裂けたとも語られ、臨終には枕元に多くの赤子が現れた。女医はそれらを追い払う仕草を繰り返し、三日後に狂い死んだ。日頃から堕胎の薬を売って生計を立てていたため、その最期は悪業への応報と受け止められた。天野信景『塩尻』(『日本随筆大成第三期』、1977年)に記録されている。
- 広まり方
- 天野信景『塩尻』(『日本随筆大成』第三期、1977年)に記される因果応報譚。
- 地域
- 東京都新宿区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ