くろゆりでんせつ(さゆりでんせつ)
黒百合伝説(早百合伝説)
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 富山城主・佐々成政の側室が不義密通の疑いで一族もろとも処刑され、立山に黒い百合が咲けば佐々家が滅びるという呪いを残したと伝わるが、後世に作られた話である可能性が高いと指摘されている。
- 細部
- 側室の早百合が不義密通の疑いをかけられ、神通川のほとりで一族十八人ともども処刑されたという物語で、死に際に佐々家の滅亡を呪う言葉、あるいは「立山に黒百合が咲いたら佐々家は滅びる」という呪いを残したと伝わる。しかし複数の歴史解説記事では、早百合をめぐる逸話には真偽不明な点が多く、成政から越中を引き継いだ前田家が、統治をしやすくするために意図的に流布させた作り話である可能性が高いと指摘されている。
- 広まり方
- 江戸期の読み物『絵本太閤記』などを通じて広まり、後世の歴史小説や富山の郷土史サイト、歴史系ウェブメディアでも繰り返し紹介されてきた。
- 地域
- 富山県富山市(富山城・神通川)、立山
- 年代
- 安土桃山時代(天正年間ごろ、伝承)
- 検証状況
- 事実でないと確認
裏付けがなく、事実ではないと確認・指摘されている。 - タグ