くろにゅうどう
黒入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雨夜に松のそばに現れる黒装束の大男で、見上げるほど大きくなり、正体は古狸だという。
- 細部
- 雨の降る晩に道を歩いていると、一本松のそばから黒ずくめの装束に白い草履をはいた大男がぬっと現れ、不気味な笑い声を立てるという。あまりの恐ろしさに思わず下から見上げてしまうと、その姿はどんどん巨大化していき、見る者を震え上がらせる。声をかけることも逃げ出すこともできず、ただその場に立ちすくむしかなかったという。地元ではこの黒入道の正体は古い狸が化けたものだと語り継がれている。
- 広まり方
- 1938年の『南越民俗』所収、新聞切抜きの記事として記録がある。著者は不明。
- 地域
- 福井県越前市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ