くらまのてんぐ
鞍馬の天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 元文2年、松任の円八が天狗にさらわれ、後に妻の夢であんころ餅の秘伝を授けたという伝承。
- 細部
- 元文二年六月十七日、松任の成町に住んでいた円八という人物が、突如天狗にさらわれてしまったという。その後しばらくして、円八は妻の夢の中に姿を現し、あんころ餅の秘伝の作り方をひそかに授けたと伝えられる。夢で明かされたその製法は代々受け継がれ、円八の家では今日に至るまであんころ餅を作り続けているのだという。天狗にさらわれた者が姿を消したままではなく、夢を通じて家族に技を伝え遺したという点が、この話の際立った特徴になっている。
- 広まり方
- 『昔話伝説研究』1972年掲載の小倉学「加賀・能登の天狗伝説考」に記録がある。
- 地域
- 石川県白山市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ