くる
クル
Kur
国外
場所・異界
- どんな話か
- シュメール神話における冥界そのものを指す言葉で、時に神々に敵対する怪物とも語られる。
- 細部
- クルはシュメール神話に伝わる言葉で、もともとは「山」を意味するが、乾いた塵に覆われ二度と戻れない冥界そのものを指す語としても使われた。この冥界を治めるのは女神エレシュキガルとされ、冥界へ通じる河をクルという名の怪物が見張っているとも伝わる。研究者の中にはクルを竜のような姿の怪物として捉える説もあったが、のちに否定されている。楔形文字の「クル」は文脈によって「山」だけでなく王国の「地」や「国土」を表す語にもなった。
- 広まり方
- 粘土板に刻まれた神話や賛歌を通じて、冥界観の一部として伝えられた。
- 地域
- メソポタミア
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ