たかやましのくものむすめさらい
高山市の蜘蛛の娘さらい
国内
未確認生物
- どんな話か
- 長者の家に棲みついた蜘蛛が出産を覗き見て、成長した娘を美男の八百屋に化けて連れ去ったが、風呂で殺されて娘は救われた。
- 細部
- 高山市丹生川町のある長者の家に、一匹の蜘蛛が棲みついていたという。ちょうどその家でお産があったとき、産部屋の戸が開け放たれていたため、蜘蛛はその一部始終をひそかに見てしまった。生まれた娘が年頃になると、蜘蛛は見目のよい八百屋の若者に姿を変えて近づき、娘を連れ去ってしまった。家族が二人の潜んでいる場所を探し当て、正体を現した蜘蛛を風呂の中で退治したことで、娘は無事に取り戻されたと伝えられている。
- 広まり方
- 1936年の『ひだびと』所収、新田貞子「丹生川村の昔話」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ