しがちょうのむすめみがわりくもたいじ
志賀町の娘身代わり蜘蛛退治
国内
未確認生物
- どんな話か
- 毎年娘を差し出す習わしのあった村で、旅の薬売りが身代わりとなって蜘蛛を退治したという伝説。
- 細部
- ある村では、蜘蛛への供え物として毎年一人の娘が選ばれ、差し出される習わしが続いていた。あるとき旅の途中でこの話を耳にした富山の薬売りが、みずから娘の代わりを買って出て、着飾って蜘蛛の棲み処へと向かった。油断させて近づいた末、懐に隠し持っていた短刀で一気に刺し、見事にこれを討ち果たしたという。薬売りの機転により村は救われ、以後、娘を差し出す習わしはすっかり絶えたと伝えられている。
- 広まり方
- 1958年の『加能民俗』所収、今村充夫「能登の伝説」に記録がある。
- 地域
- 石川県志賀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ