くも
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国内
未確認生物
- どんな話か
- 皆野町で、昼寝中の農夫の足に蜘蛛が糸をかけて滝へ消えた。農夫が糸を木に結び直すと、その木が滝の中へ引き込まれたという、滝の主にまつわる話。
- 細部
- 皆野町に伝わる話で、ある農夫が野良仕事の合間にうたた寝をしていると、どこからか蜘蛛が一匹現れ、農夫の片足に糸をかけたまま滝壺の中へ姿を消していった。目覚めた農夫がその糸に気づいて足からほどき、代わりに近くの木の幹へ結びつけておいたところ、まもなくその木が滝の中へ引きずり込まれてしまったという。蜘蛛が仕掛けた糸をそのままにしていれば、農夫自身が滝に引き入れられていたはずだと語られ、滝に棲む蜘蛛の恐ろしさを伝える話として残っている。
- 広まり方
- 1986年刊行の『新編埼玉県史 別編2(民俗2)』第十二章第二節、根津富夫が執筆した「精霊」の項に記録されている。
- 地域
- 埼玉県皆野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ