くまのごんげん
熊野権現
国内
未確認生物
- どんな話か
- 行基が塩江町の最明寺にいたとき、白髪の翁が薬泉の場所を教え、熊野権現と名乗って消えたという言い伝え。
- 細部
- 奈良時代の高僧である行基が塩江町の最明寺に滞在していたとき、目の前に白髪の翁がふいに姿を現した。翁は、寺の奥にある山に薬効をもつ泉が湧いていることを行基に告げたという。行基が驚いてその素性を尋ねると、翁は自らを熊野権現であると明かし、そのまま姿をかき消してしまった。行基の前に神仏が老翁の姿を借りて現れ、隠れた霊地のありかを示すという展開は、各地の高僧伝説にしばしば見られる型のひとつでもある。
- 広まり方
- 1985年の『香川県史 民俗』第二章第八節に収める北條令子「熊野神社と平宗盛」に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 奈良時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ