とおかまちのくまにすくわれたじいさん
十日町の熊に救われた爺さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 谷に落ちて熊の巣穴に迷い込んだ爺さんが襲われず、蜜を与えられて春に里へ帰されたという話。
- 細部
- 八海山のふもとに暮らしていたお爺さんが、薪を取りに山奥へ入ったところ誤って谷に転落し、そのまま熊が冬眠に使う穴の中へ迷い込んでしまった。ところがその熊はお爺さんを襲うことなく、自分の指先にためた蜜を舐めさせて命をつながせたのだという。やがて雪が溶けて春を迎えると、熊はお爺さんを穴から連れ出し、道案内までして無事に里まで送り届けてくれたと伝わる。
- 広まり方
- 1985年刊『奴奈川の民俗―新潟県東頚城郡松代町奴奈川地区―』(東洋大学民俗研究会)の口承文芸の章に記録されている。
- 地域
- 新潟県十日町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ