おぐにのくまときえたつばきとふじ
小国の熊と消えた椿と藤
国内
未確認生物
- どんな話か
- 捕えた熊を椿の葉と藤蔓で包んで持ち帰った後、飯豊山からその両方が消えたという伝承。
- 細部
- 小国町では、あるとき穴の中に潜んでいた熊を捕らえた者がいて、その熊を椿の葉でくるみ、藤の蔓でしっかりとくくって山から持ち帰ったという。ところがそれ以来、飯豊山では椿の木も藤の蔓もまったく見られなくなってしまったと伝えられている。熊を包んだ材料がそのまま山から消えてしまうという、獲物の扱いと山の植生の変化を結びつけた不思議な言い伝えである。
- 広まり方
- 1977年の『成城大学民俗調査報告書』の「口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 山形県小国町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ