のとちょうのくじらになったおんがえし
能登町の鯨になった恩返し
国内
未確認生物
- どんな話か
- 知的障害のある者を村総出で世話する風習があり、死後は鯨に生まれ変わって浜に寄り恩返しするという言い伝え。
- 細部
- この土地では知的に障害を持つ人を大切に扱う慣わしが根付いており、身寄りがない場合は村全体で生活の面倒を見る決まりだったという。そうして世話を受けた者が亡くなると、来世で鯨の姿となってこの浜辺に姿を現し、かつて自分を支えてくれた村へ大漁という形で恩返しをすると語り継がれている。浜に上がった鯨の鰭の裏側には、生まれ変わる前の人物の名が浮かび上がっているとも言われる。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』所収、松川碧泉「白痴者を大事にする風習」に記録がある。
- 地域
- 石川県能登町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ