くだしょうつき
クダショウ憑き
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- クダショウに取りつかれた者は、突然泣き笑いを繰り返し意味の通らぬことを口走るという。
- 細部
- 取りつかれた者の様子として語られるのは、感情の急変である。何の前触れもなく泣き出したかと思えば高い声で笑い出し、話の筋が通らないことを続けざまにしゃべる。周囲は本人の意志ではないと見て、獣が言葉を借りていると解した。病理としてではなく憑き物として理解されたことで、当人が責められず祈祷という手続きで収束させられる仕組みになっていた。
- 広まり方
- 1979年刊の東京学芸大学民俗学研究会『遠山の民俗』の信仰の章、寺院と講の項に記録される。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ