よこすかのくだらとらいぎつね
横須賀のクダラ渡来狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人に取り憑いて害をなす狐で、クダラという国から海を越えて来たと説明された。
- 細部
- 南下浦のあたりでは、人に憑いて悪さをする獣をこの名で呼んでいた。名の由来については、クダラという国から渡ってきたからだという説明が語られており、聞き慣れない呼び名に対して由来を後から与える語源説の一例になっている。憑きものの正体を外来のものとして説くやり方は、災いを共同体の外から来たものと位置づける発想と結びついている。同じ言い伝えは県史の俗信の項にも採録されており、市内で広く共有されていた解釈だったことがうかがえる。
- 広まり方
- 1964年の『民俗』に載る大谷忠雄「憑きもの資料」と、1977年刊『神奈川県史 各論編5 民俗』の妖怪・憑きものの節に記録がある。
- 地域
- 神奈川県横須賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ