みのわのねこほどのくだぎつね
箕輪の猫ほどの管狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 松島宿で殺された猫ほどの獣が、人に憑くという信州の管であろうと記された。
- 細部
- 伊奈郡松島宿のあたりで、ある人が見慣れない獣を仕留めた。大きさは猫ほど、顔つきはカワウソに似て、毛は一様に灰色、尾は鼠のそれを太くしたようだったという。誰も見たことのない獣だったため、信州で管と呼ぶものではないかと判じられた。管は人の目に姿を見せない妖しいもので、代々これが憑いている家があると言い伝えられていた。管狐は憑きもの筋の語りとともに信州で広く知られるが、ここでは実際に捕らえた獣の観察記録として書き留められている点が珍しい。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第二期』所収、喜多村筠庭『筠庭雑録』に記録がある。
- 地域
- 長野県箕輪町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ