くだぎつね
クダ狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 豊田市に伝わる、人に取り憑いて富をもたらすとされる小さなクダ狐にまつわる三つの話。
- 細部
- 豊田市和合町では、クダ狐はイタチよりも小柄でモグラの穴にも入り込めるほどの大きさをしており、人間のような声を出しながら人に取り憑くとされていた。小原町では、病人が高熱にうなされたり、やたらと魚を欲しがったりする様子を見て、クダ狐が憑いたのだと判断する。また、金持ちになりたい者は伏見のお稲荷さんを迎える際に小さな管に入ったクダ狐を授かり、儲けさせてくれたら封を切ると約束する。実際に富を得て封を切ると、狐は魔物とともに数を増やし、やがて食べ物に困って別の家へ移っていくのだという。
- 広まり方
- 1979年の『名古屋民俗』所収、伊藤良吉「資料通信」および1975年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「愛知県西加茂郡小原村」による。
- 地域
- 愛知県豊田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ