ふじのみやしのななひきつらなるくだぎつね
富士宮市の七匹連なるくだ狐
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 1859年の日記には、大宮町を通る7匹のくだ狐の目撃や、コロリの急死をくだ狐の仕業とする記事がある。
- 細部
- 安政6年、1859年の8月の日記には、くだ狐にまつわる記述が残っている。8月6日の記事では、大宮町から下手のほうへ向かう途中で、くだ狐が7匹連なって通り過ぎるのを見たという話が記されており、これは地熊とも呼ばれるものだという。翌8月7日の記事では、当時流行していたコロリという急病がくだ狐の仕業であるとされ、前日に亡くなった男に取り憑いていたくだ狐が、それ以前にも別の男を取り殺し、この男を殺した後もさらに別の家へ向かうと口走ったと書き留められている。
- 広まり方
- 1995年刊『静岡県史 別編Ⅰ 民俗文化史』所収、高橋敏「死の恐怖と妄想」に記録がある。
- 地域
- 静岡県富士宮市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ