たつののわきとこしではんじるくだつき
辰野の腋と腰で判じるクダ憑き
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 腋の下と腰を撫でると痛がることで、憑かれているかどうかが分かったという。
- 細部
- この地の話者は、クダに憑かれた人を見分ける方法を具体的に語っている。腋の下と腰のあたりを撫でてみて、そこを痛がるようであれば憑かれていると判断できたというのである。クダは細長い小獣の姿で想像される憑き物で、体のどこかに潜り込んでいると考えられていた。触れて反応を見るという手続きは、目に見えないものの所在を身体の上で確かめる技法であり、憑き物の判定が村の中で共有された作法として成り立っていたことを示している。
- 広まり方
- 1973年の『伊那』所収、松村義也「クダ憑きの話」に記録がある。
- 地域
- 長野県辰野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ