くちよせ
くちよせ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 彼岸に村人が集まり、巫女が先祖の霊を呼んで語らせる口寄せの習わし。
- 細部
- 春や秋の彼岸などに、個人の家に近親者や村人が集まり、先祖の霊を呼び寄せて、わかさま(巫女)が代わりに語る言葉に耳を傾けるという習わしがあった。先祖の言葉を巫女の口を通して聞くというこの習わしは、彼岸という節目の行事と結びついた口寄せの一形態として、白河の民俗調査に記録されている。近親者や村人が連れ立って集まる点に、先祖供養が個人だけでなく地域全体の行事であったことがうかがえる。
- 広まり方
- 1967年刊行『福島県史 24 民俗2』、山口弥一郎による福島県の民俗の調査報告にみえる。
- 地域
- 福島県白河市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ