くちがみみまでさけたひと
口が耳まで裂けた人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜の坂で美しい女を見送った老人が、後から来た男に問い返され、その顔の口が耳まで裂けていた話。
- 細部
- 親類の家から戻る途中、老人が坂を登っていると、かぶりものをした美しい女が後ろから追いついてきた。夜も更けているから気をつけるようにと声をかけ、そのまま見送った。しばらくして今度は男が登ってきたので、老人はこの先に女がいると教えてやった。すると男は、その女はこういう顔ではなかったかと言ってこちらを振り向いた。振り返ったその顔は、口が耳のあたりまで大きく裂けていたという。二段構えで驚かせる型の話として語られてきた。
- 広まり方
- 1977年刊『神奈川県史 各論編5 民俗』第八編第一章第六節、神奈川県企画調査部県史編集室による昔話の実例(二度のおどし)に収められている。
- 地域
- 神奈川県座間市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ