つかにあらわれるくびなしうま
塚に現れる首無し馬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 戦死者の血を含む土を盛った塚で、神官の前に首なし馬の武者が現れ、七代まで君主に仕えると告げた。
- 細部
- 南北朝の戦で無念のうちに斃れた兵たちの血を吸った土は、掻き集められて塚として盛り上げられた。ある夜、神官がその近くを通ると首のない馬にまたがった兵士が姿を見せ、自分は南朝に属していた、七代先まで君主に仕えるのだと言い残して消えたという。人々はその霊を慰めるために石地蔵を刻み、塚のかたわらへ据えて手を合わせたと伝えられている。
- 広まり方
- 1958年の『伊予路』所収、別府頼雄「重信町の伝説」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県東温市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ